矯正治療で保険適用される条件とは

マウスピース矯正の保険適用できる?

「マウスピース矯正って、保険はきくの?」
「できるだけ費用を抑えたい」
「子どもの矯正も考えているけど、医療費の負担が不安…」
そんなお悩みを抱えていませんか?
見た目の自然さや通院時のストレスの少なさから選ばれることが多いマウスピース矯正ですが、費用が気になっている方も多いのではないでしょうか。この記事では、保険適用の条件、医療費控除制度などを分かりやすく解説します。

マウスピース矯正は自費治療

まずお伝えしておきたいのは、マウスピース矯正は健康保険の対象外であるという点です。歯並びや見た目を整えることを目的とした矯正治療は自由診療扱いとなります。
なお、矯正治療そのものに保険が適用されるケースは存在しますが、その場合に使用できる装置は表側のワイヤー矯正(マルチブラケット装置)に限定されており、マウスピース型装置は選択できません。「保険適用の条件に当てはまるので、マウスピース矯正を保険で受けたい」というご希望にはお応えできない点をご了承ください。

矯正治療が保険適用となる条件

以下のいずれかに該当する場合、ワイヤー矯正による保険診療の対象となります。

【 保険適用が認められるケース】

  1. 「厚生労働大臣が定める疾患」に起因する噛み合わせの異常
  2. 前歯・小臼歯の永久歯が3本以上生えてこない場合
  3. 顎変形症で外科手術が必要なケース
  4. 18歳未満で、連続した3本以上の先天性欠如歯がある場合
1.「厚生労働大臣が定める疾患」に起因する噛み合わせの異常

「厚生労働大臣が定める疾患」に起因する噛み合わせの異常がある場合には、矯正治療が保険適用となることがあります。以下のような疾患が対象です。詳しくはこちらをご参照ください。

  • 口唇口蓋裂
  • 筋ジストロフィー
  • ダウン症候群
  • ピエール・ロバン症候群
  • 6歯以上の先天性部分無歯症
  • 小舌症
2.前歯・小臼歯の永久歯が3本以上生えてこない場合

永久歯萌出不全により噛み合わせに異常が生じ、埋伏歯開窓術(歯ぐきを切開して歯を露出させる手術)を必要とする場合に、あわせて行う矯正治療が対象となります。大臼歯は対象に含まれず、手術を伴わない場合も対象外です。

3.顎変形症で外科手術が必要なケース

顎の骨の大きさ・形・位置に異常があり、顎離断などの手術を必要とする場合、その手術前後に行う矯正治療が対象です。

4.18歳未満で、連続した3本以上の先天性欠如歯がある場合

令和8年6月の制度改定により新たに追加された条件です。

保険診療を受けられる医療機関について

保険適用の矯正治療を行えるのは、厚生労働大臣が定める施設基準を満たし、地方厚生(支)局長に届け出た保険医療機関に限られます。①②に対応する「矯診」、③に対応する「顎診」の2種類があり、一般の歯科医院では保険診療による矯正治療は行えません。
大木歯科医院では、これらに該当する患者さまがご来院いただいた場合、連携機関をご紹介しています。

保険適用外の場合は医療費控除を

マウスピース矯正の治療費は、条件を満たせば医療費控除の対象となります。たとえば、噛み合わせや発音などの口腔機能の改善を目的とした場合は控除の対象になりますが、見た目の美しさを目的とした審美治療のみを目的とする場合は対象外です。
とはいえ、実際には多くのケースで医療費控除の対象とされています。詳しくは国税庁HPをご参照ください。

医療費控除の対象となる費用例

◯ 対象

・矯正治療の検査診断料
・矯正装置代や調整料
・矯正治療に伴う歯科治療費(例:抜歯など)
・処方された薬代


× 対象外

・歯ブラシや歯磨き粉などの購入費
・自家用車で通院した時のガソリン代や
 駐車料金
・ローンや分割支払いの手数料


医療費控除の申請時に必要な物

  • 医療費控除の明細書
  • 医療通知書
  • 確定申告書
  • 本人確認書類(マイナンバーカード等)

大木歯科・矯正歯科四日市のマウスピース矯正について

当院では、自費診療にてマウスピース矯正をご案内しております。デンタルローンにも対応しており、月々のご負担を抑えながら矯正治療を始めていただけます。また、医療費控除についてのご案内も行っておりますので、ご不明な点がありましたらお気軽にご相談ください。

料金について

「保険適用かどうか」まずはご相談を

マウスピース矯正は、原則として保険適用外(自費診療)ですが、特定の疾患に該当する場合は保険が適用されることもあります。また、医療費控除を活用することで、治療費の負担を軽減できる可能性もあります。

✔ お子さまの矯正について知りたい方
✔ 自分が保険適用に該当するか不安な方
✔ 費用や治療期間の目安だけでも知りたい方

矯正について不安なことや気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

歯科医院の院長のポートレート写真

この記事の編集・責任者は歯科医師の笠井 啓次です。

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