マウスピース矯正中のアタッチメント
マウスピース矯正の成功の鍵はアタッチメントに!?
マウスピース矯正の成功を支える！アタッチメントについて
マウスピース矯正を始める際には、アタッチメントをつけて歯の治療を行うことが多いです。そこで今回は、アタッチメントがどのような役割を持つのかを詳しく解説し、ついている期間中の過ごし方や注意点についてもご紹介します。
これからマウスピース矯正を始める方、そしてすでに治療を進めている方にとっても、役立つ情報をお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。
そもそもアタッチメントってなに？
アタッチメントとは、歯の表面に取り付ける小さな歯科用プラスチック素材の装置で、マウスピース矯正を効果的に進めるために重要な役割を果たします。ワイヤー矯正で使われるような目立つ金属ではなく、3mm～5mm程度の米粒サイズで、歯に凹凸を作ります。これが歯を移動させる際にの固定源となり、移動を助ける役割を果たします。
アタッチメントのつけ外しについて
アタッチメントのつけ外しは歯科医師が行うため、患者様ご自身で行う必要はありません。マウスピース矯正の進行状況に応じて、アタッチメントの位置や形が変わることがありますので、調整日にアタッチメントの付け替えも行います。そのため、患者様がアタッチメントの管理を心配する必要はなく、安心して治療を受けていただけます。
アタッチメントが必要な理由
矯正力の調整
アタッチメントを特定の歯につけることで、その歯にかかる力を調整することが可能です。これにより、動かしたい歯に適切な力を加えることができ、効率よくマウスピース矯正を進めることができます。
マウスピースの固定
アタッチメントなしでマウスピース矯正を行っていると、歯がすべることでマウスピースが浮いてしまう可能性があります。アタッチメントを使ってマウスピースをしっかりと固定することで密着性が高くなり、歯根までしっかりと力を加えることができます。
治療計画の実現
治療計画通りに歯を動かすためにはアタッチメントが必要です。治療計画に応じた歯にアタッチメントをつけて動かすことで、治療計画にそった矯正を進めることができます。
アタッチメントQ＆A
マウスピース矯正中はアタッチメントをつけることが多いため、慣れて生活していく必要があります。患者様からよくいただくご質問やお悩みについてお答えします。
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アタッチメントは目立ちますか？
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アタッチメントは歯に近い色の素材を使用しているため、審美的に目立たずに使用することができます。ただし、コーヒーやカレーなどの色が濃い食べ物を摂取すると、着色汚れが起こる可能性があります。色の濃い食べ物を摂取した際は、歯磨きをするか、できない場合は水で口をゆすぐと軽減できます。
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アタッチメントは痛いですか？
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米粒サイズのレジンを歯につけるため、最初の数日間は違和感はありますが痛みはありません。アタッチメントによって歯の表面に多少の凹凸ができるので、口内炎ができることがあります。その場合は、歯科医院にてお薬を処方します。
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取れることはありますか？
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アタッチメントは基本的には取れませんが、煎餅や硬めのパンなどを食べていると、取れることがあります。なるべく硬い食べ物は控え、気になっても舌や指でアタッチメントを触ることは避けましょう。万が一アタッチメントが取れた場合は、担当の歯科医院に連絡し、新しく装着してもらいましょう。
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セルフケアの方法は？
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アタッチメントのケアには歯ブラシに加えてタフトブラシを使用し、歯とアタッチメントの凹凸部分にたまりやすい汚れを落とすことが大切です。タフトブラシには種類があるため、担当の歯科衛生士に選んでもらいましょう。当院では、タフトブラシの使用方法についてもレクチャーを行っています。
アタッチメントで効率の良い矯正生活を
マウスピース矯正の成功には「アタッチメント」が欠かせません。アタッチメントは、矯正中の歯に加わる力の調整やマウスピースの固定、治療計画の実現をサポートします。アタッチメントの取り扱いについて疑問がある場合は、当院の専門スタッフがお答えします。
大木歯科医院 四日市院では、美しい笑顔を実現するために全力を尽くします。何かご不明点があれば、お気軽にご相談ください。
この記事の編集・責任者は歯科医師の笠井 啓次です。
