矯正治療インスタグラム

ーーー
前歯のガタガタを治したいという患者さんの治療を行いました
治療内容:ワイヤー矯正、上下2本ずつ抜歯、MSE使用

前歯のガタガタが気になるとのことだったので綺麗に並べるために上下2本ずつ抜歯をおこなっています。また上はMSEを使用して歯の幅を広げて綺麗に並べています。

MSEは歯科矯正で使用される装置の1つで、正式にはMaxillary Skeletal Expansionの略です
この装置は、比較的新し矯正装置で従来の拡大装置と比較して、より効果的に上アゴを拡げることができます。
このMSEを使用することのメリットがたくさんあります!
1. 効果的な上顎の拡大
矯正治療で用いる拡大装置は、左右の歯と歯の距離を拡げることで歯が並ぶスペースを増やし、ガタガタを治します。
MSEは歯だけでは無く上アゴの骨を効果的に外に拡げることができるため、歯を並べるためのスペースは従来の拡大装置よりも大きく増やすことができます。
従来の拡大装置では拡げられる量は少なく、抜歯ケースになることも多くありました。
MSEは新しい装置なのですが、歯科矯正用アンカースクリューという骨に埋めるネジを併用することによって、20代以上の大人の方でも上アゴの骨を外に拡げることができるようになる装置です。反対噛みになってしまっているような方に使用することができると効果が抜群です。
2. 短期間での効果
従来の拡大装置に比べ、MSEは短期間で効果を実感できるため、忙しい患者さんにとって治療期間が短縮されるメリットがあります。
3. 成人した患者にも適用可能
MSEは、成人した患者にも適用可能であり、効果的に上アゴを拡げることができます。
一般的には従来の拡大装置では骨を拡げることはほとんどできず、急速拡大装置を成長期の子供に用いた場合にのみ骨の横幅を拡げることができていました。
しかしながら、MSEを用いると成人した患者の骨の幅も拡げることができます。
また、成長期の子供に対しても、安全で効果的な治療法として使用されています。
メリットがたくさんあるMSEですがデメリットもあります。
1. 不快感や痛み
上アゴを覆うような形態の装置であるため、装置装着からしばらくはどうしても違和感や不快感が伴うことがあります。
また、拡大している最中にはある程度の痛みを伴います。
2. 定期的な調整が必要
MSEによる治療は、定期的な通院と調整が必要です。
3. 特定の症例に限られる
MSEはすべての患者に適用できるわけではありません。
特定の症例や骨の状態によっては、他の治療法が適している場合もあります。

1年4ヶ月と比較的早い期間で終了しました!!
主訴である前歯のガタガタは半年くらいで綺麗に並んでいて、患者さんもすごく喜んでいただけました✨
矯正後はホワイトニングも行い、機能面も審美面も綺麗になりました!!
大木歯科医院では機能面と審美面の両方から治療を行なっています。
矯正治療に興味がある方は大木歯科医院にお越しください🦷

#歯列矯正 #矯正治療 #ワイヤー矯正 #インビザライン #マウスピース矯正 #三重矯正 #鈴鹿矯正 #大木歯科医院

2025.05.14

6

最新の投稿